スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四国巡礼

 旅は日常から離れる行為の一つである。特に、私のように惰性で毎日を送っている人間にとって、食べ物、風景、そして道行く人々が普段と違うことはそれだけで十分に楽しい。
 先日、香川県と愛媛県をまわってきた。初の四国であり、おそらく二度といく機会はない四国である。まずはじめに香川県に入り、讃岐うどんを食べた。店の近くに行くと、なにやら歩道を人がぞろぞろと歩いていた。そして、50台くらい入りそうな駐車場に警備員の人が誘導してくれた。なにか、お祭りがあるのかと思ったら、駐車場に〇〇うどん第三駐車場と書いてあった。なんと「第三」である。周りを見ると第一第二に50台ずつ止まっているのでおそらく150台、300人近くが一軒のうどん屋目当てに来ているのである。お店は製麺所と一緒になっていて、すでに長蛇の列ができていた。おばちゃんが素早く注文を聞いてカフェテリア方式でトッピングをとっていく。店内にいすはなく、庭に置かれたベンチにみんな座って食べるのだ。ところで味のほうであるが、もちろんうまい。確かにうまいが、最近近所で見かける「丸亀製麺」と劇的に違うかというとそうでもなかった。しかし、特製だしをかけ、庭先でたべるうどんはおいしかった。
 つづいて、金比羅さんへ行った。全く予備知識もなくいったが、長い階段に日頃の運動不足が響いた。なんでも785段あるらしい。悩む「786」一歩手前でたどり着くといった訳だ。なかなか昔の人は語呂合わせが上手だったようだが、それにしても785段も作らなくても・・と、ヒイヒイ言いながら上っていった。途中に奥書院なる建物があり、円山応挙の襖絵を見ることができた。50歳の時に描いた虎の絵を見たときには、大きな猫にしか見えず、大家といえども実物を見なければ難しいんだなあなどと、一人納得してしまった。しかし、60歳で描いた滝の図はなかなか見応えがあった。
 それから、高速を飛ばして一路愛媛へすすんだ。お目当ては道後温泉である。からくり時計を見て、「千と千尋の神隠し」のモデルにもなったという道後温泉本館に入った。館内も昔のままのたたずまいで趣がある。浴槽は水深が意外と深く、座ると口のところまで来てしまうので、中腰で入った。昔の人はどうやって入ったんだろうか?聖徳太子やら、山上憶良などそうそうたる人々が訪れたという道後であるが、古代からこういった場所に人々が訪れていたと考えると日本が連綿と文化を引き継いでいることがわかる。
 
スポンサーサイト

テーマ : 国内旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

Banana  fish

Author:Banana fish
村上春樹をこよなく愛する者です。タイトルは「風の歌を聴け」に出てくる台詞から引用しました。タイトル通りにありふれた現実と美しい映画や文学について書いていきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
訪問者
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。