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終戦記念日

 今日は68回目の終戦記念日である。私の親族の中にもあの戦争で命を落とした人が当然いる。特攻隊員だった叔父は、機体の整備不良で命拾いしたと、私が子供の頃によく話してくれた。別の叔父は南方の戦線へ行き、運良く帰ってくることができた。だが、もう二人の叔父も鬼籍に入ってしまった。あの戦争について語ってくれる身近な人はもうほとんどいなくなってしまった。あと十年もすれば、日本中から戦争の記憶を持った人々はいなくなってしまうのではないだろうか? 今日、戦没者慰霊祭を見ていてそんなことを考えてしまった。
 しかし、そういった語り部がいなくなってしまっても、我々はあの戦争について考えるべきであり、考えられるだけの資料や記録が残っている。だが、恥ずかしいことに私の知識は本当に乏しく、真実を見つめることに怠惰であり、世の中に流布している意見に振り回されている。今日は己の乏しい知識の中で、少しだけあの戦争について考えてみたいと思う。的外れな場合にはどうか優しく教えてください。

□そもそもあの戦争を引き起こした張本人は誰なのか?
 よく軍部の暴走といわれますが、実際そんな所ではないだろうか?はじめからアメリカに勝つ見込みがないことが分かっていた人も多かったが、いつの時代でも「声の大きい人」の意見が通ってしまうのが日本である。引っ込みが付かなくなり暴走してしまった軍部と、その場の空気で異を唱えられなかったその他大勢の政治家。いつの時代にも国民を煽り続ける大マスコミ。それに乗っかってしまった国民。そういった状況なんだと思います。

 話は少しそれますが、先日麻生副総理がおっしゃった「ナチスの憲法に学べ・・・」と同じ状況ではなかったのでしょうか? 有りもしない「従軍慰安婦」をでっち上げた朝日新聞が、麻生さんだけでなく、日本国をも貶めるでっち上げの記事を懲りもせずねつ造したあの発言です。彼の発言の趣旨を抜粋します。

引用開始
 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって ~中略~
憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。←マスコミが報じるのはこの部分だけ。

要するに、狂騒の中で改憲する危険性は、ナチスの事例が示している。我々は同じ過ちを犯さないよう、「ナチスの前例に学ぶべきだと言っているのだが、開戦前の日本もまさにそういった狂騒の中だったと考えられる。しかし、だからといって時の指導者達が「その場の空気で反対はできなかった」と言い訳はできないはずだ。確かに現代日本でもトップが責任をとるといったことがないので、これは日本の昔からの悪い慣習であるが、300万人もの犠牲者を出しておいてそれは通らないだろう。
 
□では、東京裁判で裁かれたのだろうか?
 東京裁判については、茶番劇で有り、法的根拠が無いといわれているが、その通りだと思う。訳の分からない罪状で、戦勝国が敗戦国を一方的に裁くなんておかしな話である。戦争犯罪なら、戦勝国だって被告人はいたはずだし、そもそも「平和に対する罪」なんていったら、ありもしない大量破壊兵器の話を持ち出してイラクで戦争を始めたブッシュ前大統領はかなり重罪なのではないだろうか。
 しかし、茶番だから無視しろと言うだけでは弱い気がする。ドイツでも同じような「ニュルンベルク裁判」が行われたが、彼らは戦後自らの手でナチスの残党を世界中追いかけて、一人一人の罪を調べ上げて裁判をした。正論を言うならば、日本も自らの手で、講和条約が締結された後からでも、南京で(大?)虐殺を行った首謀者を洗い出したり、細菌兵器を作るように指示した人物を探したり、特攻隊を組織した人物を探して法廷の場で裁くべきだったと思う。そういった中で、戦争中に何が起こったのか真実が明るみに出たはずだ。「従軍慰安婦」などという虚構も生まれずにすんだかもしれない。ただ、これは私の想像だが、独立国になったとはいえアメリカの属国である日本はアメリカの不利になる証拠が出るかもしれない、あるいは東京裁判の誤審が明らかになってしまうかもしれないそのような裁判を開くことはできなかったのではないだろうか?臭いものに蓋をして、過去を水に流すという日本人の特性が出てしまった気がする。

□「A級戦犯?」が祀ってある靖国神社に政治家が行くべきなのか?
 民間の神社である靖国神社に公務ではなくて、私用で誰が行こうと問題はない。しかし、彼らはご丁寧に「総理大臣 〇〇」とか書いて玉串料を渡している。私が思うに個人の信条として行くのだったら肩書きなど書かなければいいのにと思ってしまう。国家の指導者として慰霊するのだったら、武道館の戦没者慰霊祭で十分だと思う。私の個人的見解では、前線にも行かず、大勢の若者の命を無駄にするような作戦を支持してきた人々が祀られている場所に行くのは少し抵抗があります。亡くなった方の悪口は言わないという日本の特性がここにも出ている気がします。

と、好き勝手なことを書きましたが、学校の日本史で昭和史をしっかりやるべきだとつくづく思います。奈良時代の権力闘争など細かにやってもなあ・・・。麻生さんではないが、我々は昭和史から学んだらどうかな。

 
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Author:Banana fish
村上春樹をこよなく愛する者です。タイトルは「風の歌を聴け」に出てくる台詞から引用しました。タイトル通りにありふれた現実と美しい映画や文学について書いていきます。

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